アルベルト・ハインリヒ

[サイボーグ009]から[アルベルト・ハインリヒ(004)]です。2020/09/19生誕めでたいです。

今更ながら009読み進めています。まず、出版社によって収録時系列がここまでバラバラな作品見たことがないのでそこからハードル高かったです。一区切りとなる誕生編~ヨミ編までは揃え、他はまだらに揃いつつあります。004の全身武器、表情のニヒルさ、素晴らしい・・・。眼球・眉毛の作画が無いのに感情・表情をこんなにも生成できるのはとんでもないです。と、いうことで004から観察してみました。

原作絵に近い平ゼロキャラクターデザインや原作後期ではワシ鼻が特徴的ですが原作前期ではワシ鼻ではなく、フラットな鼻でした。ヨミ編終盤くらいから段々と角ばってきましたね。今回の絵は誕生編あたりの作画を参考にしています。何だかんだ初期の緑衣装が好みなのでそちらに。手り剣になっている指ですがわざわざ回収しなくてはいけないシステムが妙にアナログです。全身兵器の最先端サイボーグなのに・・・?そこがまた味わいがありますが。

誕生編の004は大体は口を閉じていてニッコリかムッとしています。誕生編以降で口を開いた作画、顔に影がかかった表情、片方の目を見開く表現とレパートリーが増えている印象です。奥が深い・・・。

石巻に行けば今回の生誕祭のイベントもあったので参りたかったのですが自粛。電車のイラスト、シルバーに横顔の004は後期作画・赤地に左手を向けている004は前期作画とどちらも取り揃えていて良いですね。今思うと改札を抜けて端まで距離がある挙句地下の距離も長く、逃してしまったら40分は待ちぼうけする仙石線は地下帝国・・・?オブジェのほうも赤衣装は後期・緑衣装は前期の作画を取り入れていてバッチリです。

年代のせいか安定しない描写・名称が散りばめられていて何が正解なのか分からなくなってきますがそのブレもまた面白いです。アニメは平ゼロまでの作品を1話ずつ視聴した程度なのでまだまだ浅いサーチですが誰がためにが全てを凝縮している印象です。・・・曽我部さん004、可能性はあったのかなあ。