わくわくゲームズさんのキャラクターわくちゃん(仮名)とイラスト3点制作いたしました。戸塚さんイラストで制作参加中の戸塚さんの「レトロゲームエイリアンズ」もわくわくゲームズさんのお世話になっておりますのでそのご縁で今回制作させていただきました。
わくわくゲームズ合同会社さんは最近活動を開始なさったゲームソフトパブリッシャーです。詳細は上記の記事を読んで頂けると分かりやすいかと思います。
まずはわくちゃん(仮名)のデザインのお話から。…早いとこ名前決まらないとわくちゃんで定着しそうですね。
わくちゃん(仮名)は提案時のイメージが大体固まっており、後は絵にするだけというくらいでした。イメージで頂いた文章が分かりやすく素晴らしかったので掲載いたします。
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・18~22歳くらいの女性、背丈は日本人の平均
・容姿、衣装ともに性的な要素は前面に押し出さないが、部分的な色っぽさはアリ
・デフォルメ化も想定
・RGAの主人公の隣にいても、違和感がない
・隣の家のお姉さん的な雰囲気、外見
・髪型はロングでもショートでもどちらでもあり。
・服装は若い子がよく着る普段着(ヒラヒラしたものではなく)
・ゲームの解説はハキハキとできる
・時代の流行り・廃れに流されない
・雰囲気は先端的ではなく、レトロすぎる訳でもなく、落ち着いた装い
・ゲームをプレイするときはとても楽しそう、わくわくしてプレイする(重要)
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キャラクターのイメージは詳細にあってもなくてもどちらでも良いと思いますが、共通する点は軸がブレないことでしょうか。中にはリテイクを出すことで仕事した気持ちになる方もいらっしゃるので…そうでなければ何でも良いです。
「近所のお姉さん」要素強めの第一案。パジャマでもなく、余所行きのお洒落でもなく、その辺歩いても大丈夫そうなラフな格好です。「部分的な色っぽさ」が露出ではなく体型から拾っています。顔の案は好み次第でどの案選んでも良さそうな感じです。
④の案からの掘り下げです。①は④のまま、②は話しかけやすそうな雰囲気のお姉さん、③は知的な雰囲気がするお姉さんの案です。どの案も耳が見えているのは明るく元気な印象からです。逆に耳を隠したデザインにすると落ち着いた雰囲気になりますね。
上はイメージカラーの案です。が、服装サンプルにある色合いに決定です。ジーンズはどの青色でも違和感がないの良いですね。それと下の案はシャツではなくタンクトップで、と決定したのでそこからの掘り下げです。
決定デザインはこちらです。装飾が無い、色も3色でシンプルなデザインです。シンプルデザインは私としては至高なので嬉しいです。近所のゲームをわくわくして遊んでくれそうな子になりました。きっとわくわくゲームズさんのところでわくちゃん(仮名)が元気にゲームしたりしている姿が見れると思うのでお楽しみに。
まずはわくわくゲームズさんTOP画面用のイラストから。ゲームするわくちゃん(仮名)を見守るわくわくゲームズさんのところへ在籍していらっしゃる主人公たちです。かなり初期のメンバーなので今描くと後ろのキャラクターは倍くらいに増えてそうです。
こちらはゲームラインナップのイラスト。たくさんのゲームがあるのでどれから遊ぼう…って本当に悩んでしまいますね。TOP画面に追記できなかった子もこのイラストを描くときには情報解禁なさっていたので描くことができました。TOP絵もですが、キャラクターのそれぞれのデザインがそのゲームの制作者の個性が出ていて面白いです。正しい人体バランス、今流行りのテイスト、人気のデザインを取り入れることは割と簡単ですが、そうではない「自分の好きなもの」っていうのはなかなか入手できない魅力です。多少私の手癖が入ってしまっていますが、デザインは極力拾うように描いているのでこの絵の時点で気になるキャラクターがいらっしゃったらきっとプレイしても楽しいと思うのでぜひ。
こちらは作品募集のイラスト。上記の記事でもあるよう、わくわくゲームズさんからリリースする作品を募集しております。(22/11/09現在)
記事からの引用ですが「日本で最も敷居が低いパブリッシャーを目指す」「オリジナリティよりは『俺はこういうものが作りたいんだ』という情熱のあるゲーム」とあるので、わくわくゲームズさんが好きそうなもの作らなきゃというワケではないです。
大抵はどこかに所属してしまうと鬼のようなリテイクで作品の個性が消える、上司の機嫌や趣味嗜好によってリテイク内容が変わる、もっと売れるようなものを作れ、売れたのはこの企業のおかげと主張…というところがままありますが、わくわくゲームズさんはそういうことは無いです。
側近のイベントでデジゲー博2022が11月13日にあります。そちらにわくわくゲームズさんもインディゲームを作っている方々も参加していらっしゃるので、この世界を見るのに丁度良いイベントかと思います。
戸塚さんがデジゲー博2022関連のライブ配信もやっております。次回は第5回目、ラストです。
戸塚さんのTwitterをチェクしていただけると情報を追うことができます。右上のイラストでひっそり協力させていただいております。毎回拝聴しておりますが、皆さんそれぞれの思想や趣味をもってゲームという媒体で表現していらっしゃるんだなと感動します。